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2008.05.16

花粉症

日本を出国する前に、「英国には花粉症はないよ」と言っていた人がいましたが、どっこいこちらにも花粉症はありますし、なんでも人口の20%の人が花粉症なのだとか。ただし、こちらでは芝による花粉症がメインのようです。

幸い、「多分」私は芝には反応しなかったようで、今年はほぼ平和な春を過ごすことができました。「多分」というのは、ちょっと怪しい時期もあったから。単に症状が軽かっただけ、という可能性もあります。

英国におけるアレルゲンの花粉を発生する主要な植物

こちらの人はマスクをしませんし、ティッシュは高いしで、恐らく薬で押さえ込んでいるものと思われます。ちなみに、こちらのティッシュは、安い物(といっても日本の感覚では安くない)は堅い紙質ですぐに皮膚がすり切れそうですし、柔らかい紙質のティッシュは非常に高価です。

イギリスの郊外は延々と牧草地が広がっており、主に羊が飼われています。ときどき馬や牛が飼われていることもあります。そして時々農家が点在しているという程度で、都市と郊外の区別ははっきりしているのが特徴です。

以下は、日本のラジオ番組の受け売りですが、花粉症が発見されたのはイギリスだそうで、花粉症というのは、そもそも単一の植物が大量に花粉を発生すると発症するものなのだそうです。では、なぜイギリスで花粉症が発生したか。その昔17~19世紀にかけて大々的に造船を行った際、大量の木材を伐採しました。その跡を牧草地とし、放牧を行ったそうなのです。

日本でも、花粉症のアレルゲンとなる杉は、戦後の木材供給のために大量に植林されたものです。こう考えると、何事もやり過ぎは良くない、国策という強力なエンジンが動き出したときの後遺症はどんなところで発現するか分からない、と考えさせられる事象の一つかと思われます。

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