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2008.07.13

“MOTTAINAI”を世界の言葉に

英国滞在も残り少なくなりました。報告書を仕上げなければ、という気持ちと、帰国の準備を終えなければ、という気持ちがあって、とにかく心ばかりが焦る状況になってきました。

といいながら、今日は二点書こうと思います。

一点目。
先日のBBCニュースから。

BBCニュースに日本の福島県上勝町の取り組みが紹介されました。
Living in a world without waste
参考情報として、リサイクルはどこまで可能か(徳島県上勝町)を挙げておきます。
同町はなんとゴミを34のカテゴリーに分別して回収を行っています。

最近、イギリスでも石油や食品の高騰を受けて、「生活の中の無駄を無くそう」という声が高まっています。数ヶ月前にはやはりBBCニュースでイギリスで如何に大量の食品が無駄に捨てられているかが採り上げられました。

イギリスのスーパーを始め小売店では“Buy 1 Get 1”、“3 for 2”といった一種の値引きが一般的です。前者は、「1個買えば1個無料で付けますよ」ということ、後者は「2個分の値段で3個買えますよ」ということです。だったら、最初から半額にしろよ、とか思いますが、利益率確保のために直接の値引きよりもこのような販売戦略に出ているわけです。
最近では、この商法が「食品の無駄を助長している」とみなされ、一部の識者からの攻撃の対象になっています。確かに、1個分の値段で1個買えばいいところを同じ値段なら2個買うのが人情ですから、結局食べきれずに腐らせて捨てることになる場合が結構あると思います。(実際、英語のクラスの先生は「自分も無駄にして捨てることがある」と言っていました)

“Zero Wast Town”として紹介された上勝町、世界からの注目を集めているようです。

二点目。

実は今、北アイルランドのベルファスト(Belfast)に来ています。(おいおい)
まあ、今回派遣での最後の旅行になると思うので勘弁してください。

いつもながら思いつきで来てしまったので、実は今日は北アイルランドでは記念日で、ツアー会社が軒並み休みであることに唖然としてしまいました。仕方ないのでホテルでのんびりしています。

アイルランドでは、7月12日は“Orangemen's Day”です。ウィキペディアの“The Twelfth”を参照。

道理で、空港から降りたら街なかにやたら旗が立っていると思ったんですよね。そして、街中の通りでは昼からみんな集まって酒を飲んで大変な状態です。パレードもあるようです。さらには、通りを一歩外れるといきなり人影がまばらな状態です。

何も知らず、ホテルの従業員に「今日は祝日なの?」と聞いたら、複雑な顔をされ、「まあ、そのようなものだね」と言葉を濁されました。

前掲のウィキペディアの解説を読むとその理由が分かりました。2005年までの35年余り、この日には独立派と英国残留派の衝突を防ぐために軍隊が派遣されてきたそうです。確かに街中を歩いていると警官が大量に待機しているところを通り過ぎたことを思い出しました。私は天真爛漫にも、政治的に大変微妙な部分にクリティカルヒットする質問を発してしまっていたのです。

反省。

※ 最近では家族連れで多くの人がパレードを楽しんでいるようです。念のため。

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