NASにiTunesライブラリを置く時に注意する事
(2019.01.13追記)
iTunes Server機能付きNASを使った場合の記事を書きましたので必要であればこちらをご参照ください。
外付けHDDにITunesライブラリを置くときにはこの記事が参考になると思います。
(2019.01.13追記ここまで)
iTunesライブラリをNAS上に置いて使用しているわけですが、うっかり、アンマウントした状態でiTunesを起動してしまい、アルバムアートワークが曲に関連づけられなくなるというトラブル発生。
HDL2-G2.0を購入しましたにある手順で、Mac起動時にNASのフォルダをMacにマウントするようにしています。
この状態で、iTunes MediaフォルダはNASに配置していたのですが、データベースファイル(iTunes Library Extras.itdb, iTunes Library Genius.itdb, iTunes Library.itl, iTunes Music Library.xml)を内蔵HDDに置いていたため、iTunes Mediaの中身が見つからない状態が発生した時にデータベースファイルを不正に上書きしてしまったためと思われます。
データベースファイルもNASに置く方が安全です。仮にNASがマウントされていなければ、iTunes起動時にライブラリが見つからない旨の表示がされますが、それ以上の悪さはしませんので。
[やったこと]
自分のMusicフォルダにあるiTunesフォルダをNASに移動。
自分のMusicフォルダにNAS上のiTunesフォルダのシンボリックリンクを作成。
必要であれば、iTunes→環境設定→詳細の“iTunes Media”フォルダの場所を適切に設定。
ちなみに、iTunesで曲へのリンク切れの話題を探したら結構皆さん苦労されているみたいですね。
よくまとまっているサイトがありましたので、感謝しつつメモ。
iTunesのライブラリの移動・バックアップ:Appleサポートコミュニティ
(2016.07.03追記)
この記事は結構古い記事なのですが、未だにアクセスされる方がいらっしゃいますので、現在の状況を追記します。
今は、HDL2-G2.0は退役し、ASUSTORのAS-202TEに移行しております。
HDL2-G2.0からAS-202TEへのデータ移行
Mac起動時に自動マウントする方法は、HDL2-G2.0を購入しましたと同様です。
私は、Autometorで作成したこのappを起動時に自動実行していますが、ご自分の環境に適宜合わせてappファイルを作成して下さい。システム環境設定の「ユーザとグループ」のログイン項目にこのappファイルを追加します。
iTunesフォルダをNASにコピー(又は移動)した後、以下の手順を実行して下さい。
1.iTunesフォルダがミュージックフォルダ内にある場合、NAS上のiTunesフォルダを指定したエイリアスを作成します。
2.iTunesの詳細環境設定にて、“iTunes Mediaフォルダの場所”にNAS上の位置を設定します。
NASを/Volumes/Homeにマウントした場合、
となります。2.を設定すれば、1.は不要のように思いますが、念のため両方設定しております。
(2016.07.03追記ここまで)
(2016.07.04追記)
マウント用のアプリケーションは、システム環境設定→ユーザーとグループ→ログイン項目に登録します。
(2016.07.04追記ここまで)
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