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2012.01.05

"Steve Jobs" 読了

この年始にかけて、公式伝記"Steve Jobs"(Walter Isaacson著、Kindle版)をようやく読了しました。
英語版だったこともあり、時間がかかりましたが、なんとか読み切る事ができました。大著ですが、英語自体は分かりやすいものでしたので読み切る事ができたと思っています。
(ただし、細かいニュアンスまで理解できたかどうかは自信なし)
書評その他、色々出てますし、これからも出るでしょうから、ここでは特段内容には触れません。

1980年代後半までのMacはともかく高価で、いわば高嶺の花。購入対象としては考えられませんでした。当時は。周りでは、たしか、建築系の教官がMachintosh IIを使っていたくらいか。
まだ日本語の扱いも難しく、デザインや化学など直感的な操作が必要になる場合はともかく、一般には、購入候補にはなりにくかったのではないでしょうか。

1990年台になって比較的安価なモデルも出てきて、研究室にも確か数台ありました。自分は使いませんでしたが。

身近では、1996年か1997年頃、妹がデザイン用に中古でMacを購入しました。型番は忘れてしまいました。秋葉原への買い物につきあわされた事を思い出します。

自分自身では、2007年にiPod Nanoの第三世代を購入したのがApple製品を購入した最初。2009年になってMac miniをメインマシンとして購入して今に至っています。もっとも、Mac OS X とWindowsが両方使えることが決め手の一つでしたので、Intel Macになっていなければ今でも購入していなかったかもしれません。

伝記にも出てきてますが、Jobsが目指したのは、ハードウェアとソフトウェア、そしてコンテンツを統合したユーザー体験を提供する事。現在の成功はすんなりいった訳ではなく、ずっと昔から一貫して追求してきた結果、死屍累々の末、やっと技術が理想に追いついてきた、ということなのでしょう。この理想への追求を続けてきた信念こそ、すごいと素直に思います。

このユーザー体験の提供は、時にインタフェース、プロトコルやソフトウェア環境の大幅な変更など、ユーザーに痛みを強いる事もあります。このため、業務ソフトへの採用にはかなり厳しいものがあります。

しかし、実際のところ、現時点では、このユーザー体験目当てで購入するユーザーのおかげで高い収益率を誇っているわけで、しかも、今やPCはAppleの収益の一部にすぎません。iCloud下ではPCは一つのデバイスにすぎず、今後ますますPCは裏方になっていくでしょう。これからも、“家電”製品群とコンテンツを含むサービスの提供によって新しい利用シーンを提案し続けてくれれば良いなと思う次第です。

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