VMware Fusion 4 にdebian 6(デスクトップ環境なし)をインストールした時の手順の記録(その2)
以前、VMware Fusion 4 にdebian 6(デスクトップ環境なし)をインストールした時の手順の記録において、jfbtermを使った日本語環境を構築してみました。
その後、コンソールの環境をいじっていましたので、その結果を記録しておきます。
ここでやることは、次の二つです。
1. jfbtermに代えてfbtermを使ってみる。
2. ターミナルの使用フォントとしてRicty fontを指定してみる。
1. jfbtermに代えてfbtermを使ってみる。
前回インストールしたjfbtermは、動作がもっさりしていたことと、ビットマップフォントをサポートしていてTrueTypeフォントのサポートがなかったので、今回fbtermをインストールしてみる事にします。
apt-get install v86d
apt-get install fbterm
そして、/etc/modulesに
uvesafb
を追加して/sbin/shutdown -r nowして再起動して再ログインした後、fbtermを起動。
確かにスクロールが速くなりました。
ただし、jfbtermも、モジュールをvga16fbに代えてuvesafbにすることで、描画速度が改善するので、jfbterm自身がもっさりしていたわけではなさそうです。
fbterm uim-fep
これで、uim-fepを有効にした状態でfbtermを起動できます。
明示的にanthyを指定したい場合には、
fbterm --input-method 'uim-fep -u anthy'
としても良いようです。
2.ターミナルの使用フォントとしてRicty fontを指定してみる。
プログラミング用フォント Rictyの手順にしたがって、Ricty fontsを作成します。自分は、Mac miniで作成してdebianにコピーしましたが、debianで作成しても構わないと思います。
mkdir /usr/share/fonts/truetype/Ricty/
cp Ricty*.ttf /usr/share/fonts/truetype/Ricty/
fc-cache -vf
~/.fbtermrcを
font-names=Ricty
font-size=16
に設定します。
フォントの文字が欠けるなどする場合には、アンチエイリアス設定がうまくいっていないことが考えられるので、~/.fonts.confを作成します。
参考:
Ubuntu日本語フォーラム
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