Let's note R4(昇天)に換装したSSDを外付けディスクに
長らくLet's note R4を延命処置を講じつつ使ってきました。
Let's note R4 メンテナンス
Let's note R4 メンテナンス(その後)
そうはいっても最近はすっかり使っていませんでしたが…
このLet's note R4が遂に昇天してしまったので、PCは引退させて以前に換装したSSDを外付けディスクとして利用することにしました。以前購入した2.5インチHDD用のハードディスクケースを使います。
# これは余談ですが、SSD換装によって、相対的にCPU負荷が上がって熱負荷は増大してたのかもしれませんねえ…
ついでに、Macから外付けNTFSフォーマットのHDDに読み書きできるように設定しました。
その時の作業メモ
ドライバをビルドしてOS標準のドライバと入れ替えるので、事前にXcodeをインストールしていることが必要です。
この作業は別に必須ではないのですが、管理者ではないユーザーからsudoできるように設定しました。
管理者としてログインして
sudo visudo
し、以下のように設定しました。
# User privilege specification
root ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
%admin ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
tonop ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
セキュリティを上げるのであれば、NOPASSWD:は外すべきと思います。
参考サイト
Macのsudoコマンドをパスワードなしで実行する:黒川仁の文具堂ブログ三昧
次に、ドライバをビルドします。
手順は以下のサイトにあります。
NTFSファイル書き込み(Lion/Mountain Lion編):-新蝸牛-
Mountain Lion等でWindowsのNTFSボリュームへ書き込みできるようにする方法:Macとかの雑記帳
上のとおりに実施すればきちんとビルドできるので、ここでは触れません。
一点、Xcodeで行番号を表示する設定は次のとおり(こんなネタですみません)。
メニューの"Xcode" -> "Preference" -> "Text Editing" -> "Editing" を選択して表示される項目中、"line numbers"にチェック
外付けHDD化したSSDをフォーマットしてMacに接続し、書き込みが可能になっていることを確認しました。
ビルドを要しない方法は、以下のサイトに記載されています。
Mac OS X LionからNTFSでフォーマットされた外付けHDDに無料で書き込めるようにする方法:おっとり刀で付け焼刃
先人たちの努力に多謝。
MacとWindowsで外付けHDDを共有するなら、今なら、素直にexFATでフォーマットする、という方法で良いのかもしれません。
なお、外付けHDD化したSSDとHDD(これも、もともとLet's note R4に搭載されていたもの)の速度を比較しましたが、シーケンシャルではあまり差が出ませんでした(涙)。ランダムアクセスでは確かにSSDが速いですが…安価なHDDケース+USB2のせいかもしれません。
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