FM V-C6200のHDDをSSDに換装
Let's note R4(昇天)に換装したSSDを外付けディスクにのとおり、外付けストレージとして利用を考えていたトランセンドのTS64GSSD25-Mですが、このSSDをFM V-C6200に載せることにしました。
このノートPCは、妻がかつて使用していたものですが、しばらく使っていませんでした。最近、また使用する機会が出てきたところ、性能が見劣りすることは否めず、この際、余っていたSSDをこのPCに搭載することにしました。このPCは2005年製で、IDEのHDDを積んでいますので、IDEのSSDであるTS64GSSD25-Mは丁度良いのです。
ノートPCとはいえ、とてもモバイルする気になる図体ではなく、反面、光学ディスクドライブを外すだけでHDDが露出する構造ですので、交換は非常に簡単です。
事前準備として、HDDの内容をSSDに複製します。なお、もともと搭載されていたHDDは2つのパーティションに分割されていました。
SSDを外付HDDケースに格納して、FM V-C6200に接続し、Paragon Backup & Recoveryを焼いておいたCD-RでPCを起動します。Windows XPの管理機能を使って、SSDをNTFSでフォーマットし、3つのプライマリパーティションに分割し、Paragon Backup & Recoveryを使って、HDDの2つのパーティションのバックアップを、SSDの一つのパーティション(第三パーティション)に作成します。
次いで、Paragon Backup & Recoveryのリストア機能を使って、まず、SSDに第一パーティションを復元。第三パーティションにある第二パーティションのバックアップファイルを第一パーティションにコピーして、第三パーティションを削除、第二パーティションのバックアップファイルを第二パーテイションに復元する際に、第二パーティションのサイズを第三パーティションのサイズ分拡張して第二パーティションを復元します。最後に、Paragon Backup & Recoveryの機能を使って、第一パーティション及び第二パーティションをアクティブにして、さらに第一パーティションにMBRを書き込みます。
電源ケーブルとバッテリーを外し、光学ディスクドライブを固定しているネジを外してドライブをスライドさせて外すと、HDDが現れます。このHDDを固定している部材のネジを外し、この部材はHDDにネジ止めされているわけですが、このネジを外して、この部材を今度はSSDにネジ止めします。そして、このSSDをHDDが固定されていたコネクタに嵌めて、HDD同様にネジ止めします。
最後に光学ディスクドライブとバッテリーを装着して作業終了。簡単ですね。これで、SSDからWindows XPを起動できるようになりました。
このFM V-C6200のメモリは512MB(DDR333)なのですが、手元に余りのメモリもなく、このSSD換装でそれなりに性能の向上も達成出来ましたので、これで良しとしました。来年4月のXPサポート終了時に退役させる予定ですので、それまで保てば良いかなと、割り切ることにしました。Web、メール、ワープロ用ですので。
考えてみれば、2005年に発売されたマシンが、パーツを入れ替えれば8年経っても現役なのですから、Windows 8がリリースされても、PCが期待されているほど売れていないのも分かる気がします。Windows XPのサポートが切れるこれからが入れ替え時期なのかもしれません。ただし、近年台頭してきたタブレットがライバルですが。実家のXPマシンも、入れ替えを検討する時期ですが、Officeソフトを使うことはほとんどないため、(使い勝手が激変する)Windows 8にするか、(同じ使い勝手が変わるならより使いやすい)タブレットにするか、悩ましいところです。
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