« (新春企画!?)ThinkPad E440をとりあえず設定する | トップページ | ThinkPad E440をとりあえず設定する(その3) - cygwin、フォント設定等 - »

2014.01.06

ThinkPad E440をとりあえず設定する(その2)‐ Windows 8.1にアップデートしたあとのシステムイメージバックアップについて、など ‐

前回に続き、ThinkPad E440の設定メモ。
今日のお題はこちら。
1.システムイメージとファイル履歴の保存
2.Macからリモートデスクトップ
今後のために備忘として記録しておきます。

1.システムイメージとファイル履歴の保存
Windows 8.1では、システムイメージのバックアップと、特定フォルダのファイル履歴を保存できます。

1−1.ファイル履歴
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」を選択。
「詳細設定」からファイルのコピー頻度、オフラインキャッシュのサイズ、バージョンの保持期間を指定できます。
「ドライブの選択」からファイル履歴の保存先ドライブを指定できます。ネットワークドライブも指定できますので、WiFi越しにNASのドライブを指定することにより、定期的にファイルを保存できます。
保存対象フォルダですが、保存先フォルダの
%ユーザ名%¥%ホスト名%¥Configuration 配下に(※%ユーザ名%、%ホスト名%は、各々、ユーザ名の名称が付与されたフォルダ、ホスト名の名称が付与されたフォルダと読み替えてください。)
設定ファイルであるConfig1.xmlとConfig2.xmlがあり、これらのファイルを覗いてみますと保存対象フォルダが指定されていることが分かります。

1−2.システムイメージバックアップ
ファイル履歴はユーザーの個別フォルダの個別ファイルを履歴付き保存できますが、システム全体を保存するにはシステムイメージバックアップを使います。
このシステムイメージバックアップですが、Windows 8.1環境下で試みたところ、いくつか対処が必要でした。以下、手順を記します。

1−2−1.シャドーコピー失敗に対する対処
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」→「システムイメージバックアップ」を選択。
保存先を接続してウィザードに従ってバックアップを試みます。しかし、無情にも以下のようなエラーメッセージが。
20140105_03
容量が不足した結果、シャドーコピーに失敗しているようです(エラーコード0x80780119)。
このエラーに関し、ネット上では複数の報告が上がっています。
windows8.1 にアップしたら、システムイメージの作成できなくなった。(0x80780119):Microsoftコミュニティ
Cant backup 8.1 using system image backup! Error 0x80780119, Cant optimise system partition, (this is why i cant backup) please read. . . :Microsoft Community
どうも、Windows 8.1にバージョンアップすると、パーティションの空き容量を食ってしまうために空き容量が不足することによって発生する事象のようです(自分はWindows 8の状態では未検証)。ただし、この容量不足はバックアップ先媒体ではなく、バックアップ元媒体であることに注意。
…これは正直、不具合ではあるまいか…
イラっとする心を抑えつつ、対処を検討。以下に自分の対処を記載しますが、後は自己責任で。
Windows 8の状態でリカバリーメディアは既に作成済みです。上のサイトではEFIパーティションの空き容量が不足している例が挙げられてますが、自分のケースではどうか調べてみます。
まず、MiniTool Partition Wizard Home Edtion v8.1.1を導入します。
20140105_01
20140105_02
エラーメッセージから、500MB未満で50MB、500MB以上で320MBの空き容量が必要とあります。Cドライブの次の回復パーティションの容量が不足していることが分かります。
そこで、Lenovo_Recoveryの回復パーティションをResizeして小さくし、不足しているパーティションを増やして空き容量を増やしました。
結果は次のとおり。
20140105_04
20140105_05
こうすることで、EFIシステムパーティション、Windows8_OS(C:)パーティション、Windows回復環境パーティションを指定して各々のパーティションのバックアップを保存することが可能となりました。
ただし、回復イメージ(Lenovo_Recovery)が最初の位置が変わってしまったため、
20140105_10
のように、新たにリカバリーメディアを作成しようとしても、リカバリーメディアに回復パーティションを含めることができない状況になってしまいました。
後から思えば、リカバリーメディア作成時に回復パーティションを削除してしまうか、Resize対象をLenovo_Recoveryではなくデータ領域(Cドライブの領域)とするのが正解だったかもしれません(非検証)。自分の場合はこれで一応事足りましたので、この対応を以って対処とすることにしました。

1−2−2.フォーマットエラーに対する対処
バックアップの保存先にネットワークドライブを指定したところ、フォーマットのバージョンが違うよ、みたいなエラーが。
ネットで調べると、対処法がありました。
[日本語]Windowsバックアップの「バージョンは」とは?:作文の練習
Windows Server バックアップ to Samba が失敗する:Fukui Labs
Windows Server Backup failed with error "The version does not support this version of the file format": technet
この情報にしたがい、NASとして使用しているHDL2-G2.0の設定ファイルsmb.confに
strict allocate = yes #デフォルトはno
の一行を追加します。これで、上のエラーは解消しました。
(なお、うちのNASのsambaのバージョンは、3.0.23dでした。私の環境ではsshでのログインを可能としたNASを使っているためこのような対応が可能でした)

1−2−3.結局はUSB接続HDDに
ここまで設定して、ようやくネットワークドライブにバックアップをとるところまでたどり着きました。
しかし、無情にもバックアップの途中でエラーが。
20140105_08
おそらくネットワークの状況によりファイルのコピーを途中で失敗しているものと考えられます。1ファイルが30Gbytesを超えるファイルをコピーしようとしていましたので。
というわけで、システムイメージに関しては、USB接続したHDDに保存することに落ち着きました。こちらの方法では成功しました。

それにしても、Mac OS XのTime Machineの設定の簡便さと比較すると、やはり、Time Machineに一日の長があることを感じます。Time Machineでは、システム全体を定期的に差分保存して、後から個別ファイルを復活させることも容易ですが、Windows 8.1ではそのようにはいきません。

もっとも、Macの場合、“対応製品を使えば”の但し書きが付くのですがね。対応しない製品でなんとかしようとしたときの対処はこれを含む一連の記事に記載しました。

2.Macからリモートデスクトップ
せっかくのWindows 8.1 Proなので、リモートデスクトップの設定も行います。
本来、MicrosoftのサイトからRemote Desktop Connection Client for Mac 2.1.1 をダウンロードしてインストールするだけのはずですが、ここにも落とし穴が。
Windows PC側で、「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「リモートアクセスの許可」→リモートタブの「このコンピュータへおリモート接続を許可する」にチェック、
で良いはずなのですが、Windows 8.1 Proでは、さらに、別の設定画面から次のような設定が必要になっているようなのです。
・リモート(RDP)接続に特定のセキュリティレイヤーの使用を必要とする: 有効
・セキュリティレイヤーを "RDP" に変更する
・リモート接続にネットワークレベル認証を使用したユーザー認証を必要とする: 無効
具体的な手順はこちら。ありがとうございます。
Mac から windows8.1 へリモートデスクトップする:lightning blog
Remote Desktop Connection for Mac OS X cannot connect to Windows 8.1:Microsoft Technet
要するに、gpedit.mscを実行して上の設定をすればよいです。gpedit.mscを実行するには、「ファイル名を指定して実行」を使ってください。
20140105_09
それから、ThinkPad E440のipアドレスを指定してRemote Desktop Connection Client for Macを起動します。画面表示設定やキーバインドを適宜調整します。設定は終了時に保存できます。

所感
こうしてみると、Windows 8をWindows 8.1にアップデートしたことに起因して必要となった対処が多い状態です。Windows 8版を購入した方で、トラブりたくない人はWindows 8のまま運用した方がいいかも。
(でも、Windows 8.1の方が(私的に?)改善されているところも多いんですよね…)

今後の課題
この正月は、実家のPC(Windows 8)を自宅からメンテしようとリモートアシスタンスの設定に悪戦苦闘。簡単接続はできないし、ファイルを使った設定を試みても“パスワードが違う”と言われるしで、結局断念。
ネット上で調べてみたところ、どうも、ネットワーク周りで色々ハードルがあるようです。
(参考)Windows7のリモートアシスタンスが繋がらない問題の対処:hirozlog
遠隔からだと高すぎるハードルなので、夏休みに帰省した時の宿題としてとっておこう。

|

« (新春企画!?)ThinkPad E440をとりあえず設定する | トップページ | ThinkPad E440をとりあえず設定する(その3) - cygwin、フォント設定等 - »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1024423/54495236

この記事へのトラックバック一覧です: ThinkPad E440をとりあえず設定する(その2)‐ Windows 8.1にアップデートしたあとのシステムイメージバックアップについて、など ‐:

« (新春企画!?)ThinkPad E440をとりあえず設定する | トップページ | ThinkPad E440をとりあえず設定する(その3) - cygwin、フォント設定等 - »