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2015.01.02

ThinkPad E440のHDDをSSDに換装してメモリを増設してみました

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

一昨年の年末のThinkPad E440を購入を元に、昨年の元旦には、
(新春企画!?)ThinkPad E440をとりあえず設定する
を書き、その後、
ThinkPad E440をとりあえず設定する(その2)‐ Windows 8.1にアップデートしたあとのシステムイメージバックアップについて、など ‐
ThinkPad E440をとりあえず設定する(その3) - cygwin、フォント設定等 -
を書きました。

購入して一年経つし、そろそろ性能強化を、ということで、この年末にHDDをSSDに換装し、メモリを増設しましたので、その結果をメモします。

Lenovo製品の保守マニュアルはサイトから入手可能です。
レノボ・サポート
サポート→ノートブック→ThinkPad Edgeノートブック→ThinkPad E440 - マニュアル
からハードウェア保守マニュアルのPDFファイルをダウンロードすることができます。
おそらく保守員向けのマニュアルなのでしょうが、こういうマニュアルの公開はメンテナンスの際に大変助かります。

作業はこのマニュアルにしたがって行えばOKです。補足するとすれば、裏蓋のネジを外した後、裏蓋を外す時と嵌めるときにはツメが引っかかりますが、丁寧に少しずつ外していく又は嵌めていけば大丈夫でしょう。無理にやると爪が折れるかも。

購入したのは、
SSD:
Samsung SSD 840 Pro (256GB)

メモリ:
CFD Elixir D3N1600Q-L4G (4GB一枚)

ポータブルHDDケース:
玄人志向 GW2.5TL-U3/RD

です。

作業の難易度は、それほど高くありません。手順は以下のとおり。
1.リカバリーメディアを作成(念のため、ただし結局後で利用)
2.SSDをPCにSATA-USBケーブルで接続し、Samsung Data Migrationを使ってHDDの内容をSSDにコピー
なお、記憶領域をBitLockerで保護している場合には、Migrationの前にBitLocker保護を解除しておく必要があります。
3.保守マニュアルにしたがって、メモリ増設及びHDDをSSDに換装

Samsung Data Migrationは優秀で、HDDより容量の小さいSSDであってもコピーしてくれます。(データ容量が足らない場合、コピーしないファイルを選択する機能もあるようです)

ここで問題発生。CドライブのBitLockerが有効になりません。「指定されたファイルが見つかりません」とのエラーが発生してしまいます。いろいろ試しましたが結局解消しなかったので、リカバリーメディアを使って初期化することにしました。

リカバリーメディアを使ってOSの再インストール→ストアからWindows8をWindows8.1にアップデート→Lenovo Solution Centerをアップデート→各種ソフトをインストール
…結局この作業が一番時間がかかりました。

それから、Samsung Magicanを使ってSSDの設定を最適化しました。Over ProvisioningとRAPID Modeを有効にしました。

換装後のPCの動作確認が終わったら、取り出したHDD( HGST製 HTS725050A7E630 HDD : 27K500-500 500GB)を購入したHDDケースに装着し、パーティション作成及びフォーマットして、Mac mini及びThink Padのバックアップ用に使うことにします。

【Before After】
それでは、性能比較です。
Windows 8.1ではWindowsエクスプリエンス・インデックスが廃止されていますが、コマンドラインから利用可能です。
Windows 8.1で「Windowsエクスペリエンス インデックス」値を計測する:@IT
コマンドプロンプト(管理者権限)から
winsat formal -restart clean
を実行し、
powershellに入って、
Get-WmiObject -Class Win32_WinSAT
又は
Get-CimInstance Win32_WinSatを実行します。

なお、さらに「%windir%\Performance\WinSAT\DataStore」フォルダにできる「<計測時刻>Formal.Assessment (~~).WinSAT.xml」ファイルをWinSAT Viewerに読み込ませると、従来あったWindowsエクスプリエンス・インデックスのような表示をさせることができます。

ディスクの性能測定にはCrystalDiskMark 3.0.2 x64を利用しました。

【HDD換装&メモリ増設前 BitLocker保護有効】
20141228_03
20141228_04
20141208_05

以下、Windowsエクスプリエンス・インデックス結果です。
20141228_01_3
20141228_02
以下の結果では、WinSAT Viewerの表示結果は省略します。コマンドプロンプトの数字表示で十分なので。

【HDD換装&メモリ増設前 BitLocker保護無効】
…すみません、テスト結果をキャプチャしたつもりが…キャプチャデータが残っていませんでした。
夢でも見ていたのか…もう一度測定する気が起こりません…

記憶の限りでは、BitLockerを無効化すると転送速度がかなり向上(というより回復と表現したほうが適切か)したので、BitLocker保護を有効にすると速度にかなり影響が出ていると推測されます。
(同じ環境とは言えませんが、ThinkPad E440 【レビューその2 性能編】:PCメモに測定結果が掲載されています(他力本願)。ありがとうございます。)

サイトを検索してみますと、BitLockerを有効にしてもほとんど性能に差が出ない(誤差のレベル)という記事があれば、4割程度低下するという記事もあり、性能の低下に関する報告には大きなばらつきがあるようです。

MicrosoftのBitLocker に関してよく寄せられる質問 (FAQ)には、「通常、パフォーマンスのオーバーヘッドは 10% 未満です。」とあります。
この後に触れるSSDではBitLockerによる大幅な性能劣化は見られませんでしたので、HDDの処理能力またはデバイスドライバはたまた他の理由によるものか、その原因は不明です。

【HDD換装&メモリ増設後 BitLocker保護無効】
20141228_22
20141228_23
20141228_24
20141228_25
20141228_21_2
という具合で、SSD導入による大きな性能向上が見られます。テストデータ量を変化させた場合の変動はあまりないようです。

Windowsエクスプリエンス・インデックスはディスクスコアの向上が見られ、さらにメモリスコアについても1枚刺しから2枚刺しにしたことによる性能向上も見られていると考えられます。

【HDD換装&メモリ増設後 BitLocker保護有効】
20141228_31
20141228_38
20141228_39
20141228_34
20141228_35
20141228_36
20141228_37
BitLockerを有効にすると若干の性能劣化が見られますが、その差は10%未満でありさほど大きくありません。
Windowsエクスプリエンス・インデックスへの影響は見られないようです。

【(おまけ)RAPID Mode ON】
最後にBitLockerを有効にしたまま、RAPID Modeを有効にしてみました。
20141228_42
20141228_43
20141228_44
20141228_41
RAPID Modeは、メインメモリをSSDのキャッシュに使うモードで、CrystalDiskMarkの性能値が大きく向上することがわかります。テストデータ量が大きくなるとキャッシュの効果が少なくなっていくことも確かめられました。
ただし、Windowsエクスプリエンス・インデックスの変動が見られないのは面白いところ。Windowsエクスプリエンス・インデックスではキャッシュの効果は現れないようです。

もともと大きな不満があったわけではないのですが、ともかく、今回の作業によりThinkPadの性能を向上させることができました。

それでは今年が良い年になりますように。

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