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2016.11.20

Bash on Ubuntu on WindowsでemacsやRStudioをインストールしてX Windowで動かす

(2017.02.11追記)
当記事の後に、追加の情報をBash on Ubuntu on Windows 14.04LTSから16.04LTSにアップグレードに書きましたので、併せてご参照下さい。
(2017.02.11追記ここまで)

Bash on Ubuntu on WIndows(Windows Subsystem for Linux (WSL))でX Windowを使って日本語入力することを記事にしました。
Bash on Ubuntu on Windows とX Windowの組み合わせで日本語表示と日本語入力
ただし、最新のコマンドプロンプトでWIndowsのIMEを使った日本語入力が可能になっています。

また、WSLでLinux同様の数値計算や機械学習の環境を作成することにも試みました。
Bash on Ubuntu on Windowsにpyenvとanacondaをインストール

そのフォローアップ、というわけでもないんですが、
1.emacsをX Windowで動かす
2.WSLにR言語とRStudioを導入
を試みてみましたので、その手順をまとめておきます。

1.emacsをX Windowで動かす
標準でインストールされるemacs 24ですと、dbusの接続が失敗するため、X Window上でのemacsは動きません(画面が真っ白で固まる)。そこで以前の記事では、ターミナルで使用する方法(emacs -nw)を書きました。

emacsをX Windowで動かすため、既に先人達の試みがありました。そこで、以下のサイトを参考にしました。ありがとうございます。
Bash on Ubuntu on Windows で Emacs をビルドする:Qiita
How to use X Windows with Emacs on Windows 10 Bash?:stackoverflow
Emacs on Windows 10 Anniversary Update :reddit Emacs

ここでは、要点として2点挙げられます。

1−1.最新スナップショットのemacsを利用
emacsの最新スナップショットは、以下の手順でインストール可能です。


$ sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-elisp/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install emacs-snapshot
$ sudo update-alternatives --config emacs
# ここで、いくつかの選択肢が表示されるので、emacs-snapshotを選択

私が試したときにインストールされたのは、emacs-26.0.50でした。

このバージョンは、一応動作はするのですが、
2016111901
のように、メニューが表示されない(クリックするとメニュー選択はできる)問題があります。

1−2.--without-dbusオプションでmakeする
まず、必要なパッケージをインストールします。ただし、ご自身の環境に応じてconfigure時に追加インストールするパッケージが変わると思いますので。configureしてからパッケージ追加するのが良いようにも思います。


$ sudo apt-get install libgtk-3-dev libgnutls-dev libXpm-dev libgif-dev libtiff5-dev libxaw7-dev

exec-shield問題への対応をします。
randomize_va_spaceを予め無効化しておかないと、make時にcore dumpしてしまいます。


$ sudo su -
# echo 0 > /proc/sys/kernel/randomize_va_space
# exit

ソースをダウンロードしてconfigure & make します。


$ curl -LO http://ftpmirror.gnu.org/emacs/emacs-25.1.tar.gz
$ tar xfvz emacs-25.1.tar.gz
$ cd emacs-25.1/
$ ./configure --with-x-toolkit=lucid --without-dbus --prefix=/usr/local/emacs
$ make
$ sudo make install
$ /usr/local/emacs/bin/emacs &

--prefixは適当に指定すればよいと思いますが、makeがうまくいったら、/usr/bin/emacs, /usr/bin/emacsclientのリンク先をmake installしたemacsに変更します。

randomize_va_spaceの無効化を元に戻します。


$ sudo su -
# echo 2 > /proc/sys/kernel/randomize_va_space
# exit

おまけ anthy.elをインストール


$ sudo apt-get install anthy.el

~/.emacs.d/init.elを作成します。

;;; 日本語をデフォルトにする。
(set-language-environment "Japanese")
;;; anthy.elをロードできるようにする(必要に応じて)。
(push "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/" load-path)
;;; anthy.elをロードする
(load-library "anthy")
(load-file "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/leim-list.el")
;;; japanese-anthyをディフォルトのinput-methodにする。
(setq default-input-method 'japanese-anthy)

これで、Ctrl+\でanthyの日本語入力モードがトグル操作します。

2016111902

2.WSLにR言語とRStudioを導入
統計処理に利用される定番言語、R言語をWSLに導入してみます。
といってもそんなに難しくないです。

R言語を導入するだけなら、


$ sudo apt-get install r-base
$ R

でOK。

R言語は勉強し始めたばかりなので、まだ詳しくは理解していないのですが、RStudioという、いわゆるIDEのようなツールがあって、これを使うと便利に使用できるようです。
もし、libgstreamer-plugins-baseが入っていなければ、予め入れておく必要があります。


$ sudo apt-get install libstreamer0.10-0
$ sudo apt-get install libstreamer-pliugins-base0.10-0
$ wget https://download1.rstudio.org/rstudio-1.0.44-amd64.deb
$ sudo dpkg -i rstudio-1.0.44-amd64.deb
$ rstudio &

RStudioのイメージはこちら。
2016111904

ただし、
libGL error: failed to load driver: swrast
QxcbShmImage: shmget() failed (38) for size 3137536 (1024x766)
のようなメッセージが出ますので、グラフィックス関連の機能が正常に動かないようです。

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