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2018.04.18

WSL及びUbuntuのインストール手順を再整理しておく(2018年版)

このサイトでは、Bash on Ubuntu on Windowsのインストール手順など書いてきました。
Bash on Ubuntu on Windows 14.04LTSから16.04LTSにアップグレード
Bash on Ubuntu on Windows -- ネットワークドライブをマウントする
Bash on Ubuntu on Windows -- Visual Studioからリモートビルドしてみる

以前の記事から期間が経過し、WSLが改善されて、以前とは必要な手順が変わってきています。
また、昨年のFall Creators Updateでは、Windows Subsystem for Linuxと名前も正式に変わり、今後ストア版に移行されるようですので、改めてインストール手順をまとめておきます。
私家版メモとして。

試した環境は、
エディション Windows 10 Pro Insider Preview
バージョン  1803
OSビルド   17133.73
です。

まず、コントロールパネルから、→ プログラム → Windowsの機能の有効化又は無効化 を選択し、
2018041504
Windows Subsystem for Linuxにチェックを入れます。

ストアからUbuntuをインストールします。
2018041506


2018041507


しばらく、インストール準備の画面が表示されます。
2018041508

ユーザー名とパスワードを入力します。
2018041509

2018041510

これで、WSL及びUbuntuのインストール完了です。
次にUbuntuのセットアップです。以下のインストール手順は一例なので、必要なものを選んでインストールしてください。

1.アップデート及びアップグレードして、最新の状態にします。


$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

2.X Windowの環境を設定します。
まず、Windows版Xサーバをインストールします。ここではVcVsrvをインストールしました。
次に、.bashrcに以下の行を追加。


export PATH="$PATH:/mnt/c/Program Files/Microsoft Office 15/root/office15"

export LC_MESSAGES=ja_JP.UTF-8
export LC_IDENTIFICATION=ja_JP.UTF-8
export LC_COLLATE=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_MEASUREMENT=ja_JP.UTF-8
export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
export LC_TIME=ja_JP.UTF-8
export LC_NAME=ja_JP.UTF-8

export DISPLAY=localhost:0.0
export XIM=uim
export XMODIFIERS=@im=uim
export UIM_CANDWIN_PROG=uim-candwin-gtk
export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=uim

厳密には、後で有効になる設定もあるけど…

X Windowアプリとユーティリティをインストールします。


$ sudo apt install x11-apps x11-utils
$ xeyes &

3.基本的なパッケージ(開発ツール等)をインストールします。
# ここで取り上げる設定には、とりあえず必須ではないかも?


$ sudo apt install build-essential

4.SSH接続時のパスワード認証を有効にします。
/etc/ssh/ssh_configの
PasswordAuthentication no
の行をnoからyesに変更。

5.メッセージを日本語表示設定します。


$ sudo apt install language-pack-ja language-pack-gnome-ja manpages-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8

これで、日本語でメッセージ表示されるようになります。

次に、X Windowアプリケーションを日本語表示するためにフォントをインストールします。


$ sudo apt install fonts-ipafont unifont

6.emacsをインストールします。
WSL で emacs を使うための設定:NTEmacs @ ウィキ
を参考に。


$ sudo apt install emacs
# 以下は、emacs起動時にエラーが発生しないための設定です。
$ sudo apt install gconf2
$ sudo dbus-uuidgen --ensure

~/.emacs.d/init.elの一例です。


;;; 日本語をデフォルトにする。
(set-language-environment "Japanese")
(prefer-coding-system 'utf-8)
;;; anthy.elをロードできるようにする(必要に応じて)。
(push "/usr/share/emacs/site-lisp/anthy/" load-path)
;;; anthy.elをロードする
(load-library "anthy")
(load-file "/usr/share/emacs/site-lisp/anthy/leim-list.el")
;;; japanese-anthyをディフォルトのinput-methodにする。
(setq default-input-method 'japanese-anthy)

7.日本語入力設定します。


$ sudo apt install uim uim-fep uim-anthy uim-xim anthy.el

~/.uimの一例です。


(define default-im-name 'anthy)
(define-key generic-on-key? '("Henkan_Mode" "zenkaku-hankaku" "<Control> " "<Control>\\"))
(define-key generic-off-key? '("Muhenkan" "zenkaku-hankaku" "<Control> " "<Control>\\"))
(define-key anthy-extend-segment-key? '("<Control>o"))
(define-key anthy-shrink-segment-key? '("<Control>i"))


8.gimpをインストールします。


$ sudo apt install gimp

9.firefoxをインストールします。


$ sudo apt install apache2

10.mysqlをインストールします。


$ sudo apt install mysql-client mysql-server mysql-common
$ sudo usermod -d /var/lib/mysql mysql

11.apache2をインストールします。


$ sudo apt install apache2

/etc/apache2/apache2.conf
の最後に以下の2行を追記します。


AcceptFilter http none
AcceptFilter https none

12.デーモン起動用シェルとデーモン停止用シェルを用意します。
デーモン起動用シェル
startService.sh


#!/bin/bash

service mysql start
service apache2 start
service ssh start

デーモン停止用シェル
stopService.sh


#!/bin/bash

service mysql stop
service apache2 stop
service ssh stop

13.フォント設定をします。
Windows用フォントを指定して共用することも可能です。


$ sudo ln -s /mnt/c/Windows/Fonts /usr/share//fonts/windows
$ sudo fc-cache -fv

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