Power Delivery充電器一つで色々給電してみた
USB DIGITAL TESTER J7-c を使ってみたに書きましたとおり、先日USB TESTERを購入しましたので、PD (Power Delivery)対応の充電器に色々繋いでUSB TESTERで測ってみました。
例えば、私の所有するAQUOS sense 5Gを付属してきた純正充電器SH-AC05で充電したところ、USB TESTERでは8.92Vが給電されましたので、9.0Vと認識されていたといえます。なお、SH-AC05は、5.0V 3.0A/7.0V 3.0A/9.0V 3.0A/12.0V 2.25Aなので、最大27Wの充電器です。
一方、このスマホをAnker Nano II 65Wモデル (5.0V 3.0A/9.0V 3.0A/15.0V 3.0A/20.0V 3.25A 最大65W) にて充電したところ、なぜか5.0Vとしか認識されませんでした。ただし、充電電力はほぼ同程度だったのですが、やはり、純正の方が相性が良いという結果かと受け止めています。
この記事では、Type-CからThinkPadシリーズの角型DCポートに変換するアダプタを使ってみました。同様にPD対応ではない旧式PCがまだまだ現役で稼働してますので、この度変換アダプタ4点セットを購入しました。Aceyoonブランドの製品で、PD対応充電器から19V DCポート用電圧に変換してくれます。
5.5*2.5mm, 5.5*2.1mm, 4.5*3.0mm, 3.0*1.1mmとなっており、多くのメーカから出ているノートPCのDCポートに対応しているようです。
例えば、東芝dynabook T451/35DWの純正ACアダプタ(65W)とAnker Nano II 65W, Thunderbolt 3準拠100W対応ケーブル、対応Type-C DC port adapterを比較するとその大きさの違いが分かります。しかも、Anker Nano IIはスマホにも充電可能です。
Type-C to DC port adapter の出力は固定19.0Vに設定されます。
Anker Nano IIにはType-Cポートが一つしかないので、複数のモバイル機器に充電するためにElebaseのUSB C Splitter Y Type Cableを使ってみます。このケーブルは充電だけでなくUSBハブとして、つまりデータ通信可能なケーブルになっています。
手元のモバイル機器3台を並列に充電してみたところ、5.01V 合計3.12Aでの充電を確認しましたので、規格上の上限3.0Aをある程度上回る容量を有しているようです。(上限の確認はしてません。また規格を超える使用を推奨しているわけではありませんので、その点ご留意願います。)
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