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2022.02.12

USB DIGITAL TESTER J7-c を使ってみた

今の世の中USB充電可能であるモバイル機器が身の回りに溢れているわけですが、ラップトップPCにもPower Deliveryに準拠したUSB Type-C ポートを備えたものが増えてきました。家中にUSB充電器が溢れ、出張、旅行の際に充電器を複数持参し、という状況です。一方で、これは悪いことではないと思いますが、スマホ購入時に充電器がついてこないことが増えてきました。すでになにかしらかのUSB充電器を持っていることが多いことを考えるとUSB充電器を製品に付属させないことは合理的であると思います。そういったことで、複数ポートを備え、Power Delivery等の規格に準拠した多くの種類のUSB充電器が販売されています。標準的な充電規格に準拠したUSB充電器を一つ持っていれば、出張、旅行時に持っていくUSB充電器を一つにまとめることができます。

ただし、モバイル機器、USB充電器、USBケーブルは多種多様ですから、その組み合わせに配慮しないといけない状況になっています。ここがかなりカオスな状況な訳です。そこで、これらの組み合わせに問題がないか、確認できるようにしたいと考え、先日USBテスターを購入しました。

Makerfire製、J7-cというモデルのUSBテスターが、Type-A、Micro USB及びType-Cに対応していて、またお手頃価格であったこともあり、これを購入しました。
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なんとも簡素なパッケージングですね(笑)。マニュアルもありません・・・写真では製品の影に隠れて写っていないですけど検定証らしきのものが入っていました。
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本体に貼ってあるシールのクオリティもなんとも・・・ですが、一応、QC2.0サポート、QC3.0, BC1.2互換、アップル製品の電圧範囲に対応、と書いてあります。
電圧範囲、電流範囲も申し分ないようです。(記載どおりならね)
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Micro USB OTG Adapterが付属しています。おまけらしい。
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Micro USB OTG Adapterは、こんな風にType-AのメスをMicro USBオスに変換するアダプタなのですが、あまり使うことないかも。まあ、おまけ、ですし。
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なお、USBテスターの十字交差部に設けられたMicro USBポートに、どうも専用のBluetoothモジュールが接続可能になっていて、Bluetoothモジュール付きでも販売されているようです。PCまたはスマートフォンアプリと連携してテスターアプリケーションを使って計測することができるそうです。今回購入前にその辺り知りませんでしたので、私はBluetoothモジュールを導入しておりません。まあ、今回購入したのは簡易なテスト目的なので気にしないことにします。

このような形態で使います。
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先程触れたMicro USBポートは、INPUTポートとしても使用可能です。

中国語のロゴが表示されることがありますが、表示条件が今ひとつよく分かりません・・・
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さて、このUSB digital tester model J7-cですが、ネットを調査したところ、説明されている画面や操作方法が様々。製品仕様が複数回変更されているのか、模造品が出回っていてそれに当たったのか、よく分からないのですが、まあ、その前提で、マニュアルが添付されていなかったこともあるので分かったことをメモしておきます。ネットのブログ記事やアマゾンのレビュー記事も参考に、自分が確認できた範囲でメモしてあるので予めご承知おきください。もしかしたら皆さんお手元の同型器又は類似器は違う挙動かもしれません(笑)。

起動時に表示される画面です。
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中国語表示画面。Welcomeに続いて表示されるので、これが標準的な画面なのでしょうね。
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Multi-Function Button (MFB)、突起物がボタンになっていますので、そこを単押しすると画面が切り替わります。
電圧 矢印 電流
電力 抵抗(内部抵抗?)
電力量 CPU温度(摂氏)
放電容量 CPU温度(華氏)
測定時間 番号(No)
となっていて、番号がある以上、測定データに付番できるのかもしれませんが、その使用法が分かりません。MFBを長押しすると測定時間をリセットできます。電圧と電流の間に矢印が表示されますので、電流の向きも表示できているようです。
(2022.02.11追記)
Amazonレビューを眺めてましたところ、以下言及がありました。情報提供ありがとうございます。
MFBを長押しすると、mWh, wAh, Timeといった累積計測値が全初期化。
MFB (短い間隔で)2回クリックでmAhをリセット
MFB(短い間隔で)3回クリックでWhをリセット
MFB(短い間隔で)4回クリックでTimeをリセット
MFB(短い間隔で)5回クリックで番号(No)増加。この番号(No)は計測値のセット、すなわちメモリーセットに対応していると考えられます。</br />(2022.02.11追記ここまで)
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電圧 番号(No) 矢印
電流 放電容量
電力 電力量
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電圧 矢印 電流
電力 抵抗(内部抵抗?)
電力量 CPU温度(摂氏) 放電容量
測定時間 番号(No)
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USBポートのV-, D+, D-, V+ピンの電圧を表示します。
Apple仕様の充電器と判断すると「APPLE」を表示するようです。
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回路保護用に各種制限値を設定できます。この画面で最大電圧値を設定できます。ダブルクリックして値を増加、3回クリックで値を減少させます。ダブルクリックの2回目、3回クリックの3回目のクリックを長押しすると増加速度又は減少速度を速くすることができます。測定時にもし入力電圧がここで設定した値を超えると測定を中止します。ビープ音が鳴るという記事を見かけましたが、この測定器からついぞビープ音を聞いたことがありません・・・
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最小電圧値も設定できます。
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最大電流値も設定できます。
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MFBを長押しすると画面を180度回転します。
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RESETと表示されますが、MFBを長押ししても何も起きません・・・
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なにも表示されない画面でMFBを長押しすると校正画面が表示されました。MFBを単推しすると設定パラメータを切り替えることができます。MFBを長押しすると設定パラメータをセットします。負荷がない状態でNo-Load Resetすると電流値0Aとして校正します。リファレンス電圧5Vとリファレンス電流2Aが用意できれば電圧値と電流値を設定できるはずです。ResetでMFB長押しで工場出荷時の値にリセットされるようです。Exit長押しで校正画面を終了します。
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従来型(USB Type-Cポートから給電できない)ラップトップPCに対してUSB Type-Cポート充電器及びUSB Type-Cケーブルを使って電源供給できれば、出張、旅行時に専用ACアダプタを持ち運ぶ必要がありませんよね。うちのThinkPad E440にPower Delivery対応充電器から電源供給してみましょう。今回購入したのがこちら。
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USB Type-Cオス端子をThinkPad DCポートに変換するアダプタを使ってみます。
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Anker Nano II 65W充電器、Thunderbolt 3準拠100W仕様のケーブルと今回購入したアダプタを使ってThinkPad E440に給電します。
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19.0V, 0.68Aの値で給電できてますね。
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今回購入したUSB digital Tester ですが、チェック用と割り切れば一応使えそうな感じです。雰囲気はかなり怪しいですけど(笑)。

(2022.02.12追記)
Amazonレビューを見ていると本製品について、「Type-Cだと動かない」というレビューが複数見られましたけど、Power DeliveryなUSB Type-Cの場合、負荷をかけるまではネゴシエートできなくて印加すべき電圧が定まらないので表示できないですからね〜
(2022.02.12追記ここまで)

(2022.02.13追記)
上述のUSB Type-C オス -> ThinkPad DCポート 変換アダプタをケーブルに付けてPC本体に接続しない状態でAnker Nano II (USB Type-Cポートのみ)から給電したところ、ちゃんと20V(19.0Vと表示されましたが・・・)電圧が計測されたので、アダプタのみできちんとネゴシエートできているようです。
私がこれまで使っていた4ポートUSB充電器ですが、2.4AポートからAndroid機に充電するのと1AポートからAndroid機に充電するのとで後者のほうが電流量が大きい傾向にあることが今回分かりました。テスタに表示されていたとおり2.4AポートはApple機に最適化されていたのね・・・
(2022.02.13追記ここまで)

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