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2022.05.12

Apple Wireless Keyboard を HHKB Professional Hybrid Type-S に変更して、ついでに親指シフト(NICOLA配列)に挑戦してみた

2009年にMac miniを購入してからずっとApple Wireless Keyboardを使ってきたのですが、この度HHKB Professional Hybrid Type-Sを導入しました。これまで使ってきたApple WIreless Keyboard (MB167J/A) は、bluetooth 接続、テンキーレスで単三乾電池を3本入れる形式で、アルミニウムボディでスタイリッシュかつコンパクト。これはこれで不満はなくずっと愛用してきたのですが、複数マシンとのペアリングに対応しておらず、この度打鍵感重視かつコンパクトで複数ペアリング切替可能なキーボードとしてHHKBのHybridタイプを奮発して購入に至った次第です。

HHKBの打鍵感最高!みたいな記事が、ブログにもYouTubeにも溢れておりますので、ここでは、それ以外の気づいた点を記録しておこうと思います。

<HHKBの概要>
HHKBは熱烈な愛好者が大勢いらっしゃって、Happy Hacking Keyboard | PFUから辿ることができるHHKB Lifeにいろいろ記事が出ているので、詳しくはそちらをご覧くださいというところですが、私が今回導入したHHKB Professional Hybrid Type-Sは、一言で言えば、有線 (USB Type-C) と無線 (bluetooth) 接続両用全部入りの静音タイプといったところ。私はHHKBを今回初めて購入しましたので他のタイプと打鍵感の比較はできないのですが、上質な打鍵感であることは分かりますし、とにかくスムーズなタイピングが可能になっています。

<ペアリング切替>
機能からみてみますと、[Fn]+[Ctrl]+[1]~[4]キー入力で4台のマシンと選択的にペアリング切替ができますし、USB Type-Cケーブルを接続すると、[Fn]+[Ctrl]+[0]キー入力でUSB接続に切り替えることができます。PCが正常に起動しないときは有線接続(USB接続)が必要になる場面がありますので、これは重宝する機能です。最近はテレワークが定着し、職場のPC、自宅のPCに加え、自宅に職場のPCを持ち帰るケースが増えていると思われますので、一つのキーボードから複数のPCを切り替えて繋いで使うニーズが確実に増えていると思われます。

<WindowsとMacの切替>
職場がWindows、自宅がMacという人も一定数いると思うのですが如何でしょう。
HHKBのDIPスイッチを使ってMacモードとWindowsモードを切り替えることができます。私はMacモードに切り替えています。しかし、WindowsマシンとMacマシンを切り替える度にDIPスイッチを切り替えるのは現実的ではありませんよね。実は[Fn]+[Ctrl]+[W]キー入力でWindowsモードに、[Fn]+[Ctrl]+[M]キー入力でMacモードに切り替わります。このコマンドを知っておくと、とても便利です。
その他のDIPスイッチの設定は標準のままにしております。
また、HHKBキーマップ変更ツールを使ってキーを入替えることができますが、今のところ使わずに済ましています。

 2022050801
HHKBとMagic Trackpadの組み合わせ。Mac miniを使用する時の組み合わせです。

 2022050802
HHKBとLogicool mouseの組み合わせ。Windows Note PCを使用する時の組み合わせです。

WindowsモードとMacモードの大きな違いは「変換」「無変換」と「かな」「英数」の違いかと思います。モードを切り替えることによってこれらの違いを吸収してくれます。要するに、モード切替によって「変換」←→「かな」、「無変換」←→「英数」と切り替えるわけです。

 <親指シフトへの挑戦>
HHKBと直接関係ないのですが、この機会に親指シフト、ここではNICOLA配列に挑戦してみることにしました。macOSでLacaille(ラカイユ)、WindowsでやまぶきRを導入します。
詳しくはこのあたりを御覧ください。これらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
NICOLA派宣言
「気持ちよく日本語が書ける」伝説の入力方式 親指シフトを激しくオススメされてきた
親指シフト導入記
しばらく親指シフトの習熟に努めようと思います。
ちなみに、HHKB用に親指シフトに適したキートップが親指キートップおやうちくんとして販売されております。私としては、標準のキーボードのままで習熟していこうと思っています。

<MacをホストとしたVirtual Boxにおいて稼働するWindowsのキー配列>
HHKBはWindowsモードとMacモードを有しているわけですが、MacをホストとしたVirtual Boxにて稼働するWindowsのキー配列について留意すべき事項があります。Windowsでいうところの「変換」「無変換」キーに対してともに「半角」キーが割り当てられています(!?)。したがって、この環境でのキー割り当てにおいてはこの点について考慮が必要になりました。

(2022.05.14追記ここから)
HHKB(上)とApple Wireless Keyboard(下)を並べたところ。
2022051401
HHKBのキー配列が1列短い分、また、Apple Wireless Keyboardは電池の幅だけスペースがとられていることもあって、HHKBの方が縦幅が短いですが、横幅はApple Wireless Keyboardの方がむしろ狭く、Apple Wireless Keyboardもなかなかコンパクトであることが分かります。重さはApple Wireless Keyboardの方が圧倒的に軽いです。打鍵感はかなり対照的ですね。
(2022.05.14追記ここまで)

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