かえうち2を導入してみた
FILCO Majestouch MINILA-R Convertibleを導入して、親指シフトも試してみた
Apple Wireless Keyboard を HHKB Professional Hybrid Type-S に変更して、ついでに親指シフト(NICOLA配列)に挑戦してみた
にキーボード購入と親指シフトに挑戦していますよ、という記事を書きました。
現在親指シフト入力を練習中なのですが、親指シフトを実現するためにWindowsでは「やまぶきR」、macOSでは「Lacaille(ラカーユ)」を導入しています。しかし、職場のPCだとソフトを自由にインストールできないことが多いのではないかと思います。自分の場合もそうで、ソフトウェアを使わないアプローチを探しておりました。
そこで、ハードウェアを用いたアプローチをとった製品にかえうち2があります。キーボードとPC本体のUSB接続の間に入れてキーボードからの出力を変換する方式ですね。少々高価ですが、PCへのソフトウェアのインストール不要でキーボード配列を変更することが可能です。
そこで、かえうち2を導入した過程をメモ。
かえうちは、「かえうちカスタマイズ」というソフトウェアを使ってファームウェアと設定をかえうちに書き込んで使用します。配列面を最大32面重ねることができ、それらのレイヤーを切り替えて使う仕組みになっています。最初から設定サンプルが用意されているので、まずはこれらを使うのがいいでしょう。この設定に必要に応じて変更を加えていきます。
PCに「かえうちパートナー」をインストールすることで、PCの入力モードの変化をかえうちに伝えることができるようですが、私はこれを使ってません。かえうちとIME周りの設定だけで実現していきます。
WindowsとMacを切り替えて使用するため、Windowsの「変換」キーとMacの「かな」キーに、IMEオン、親指シフトモードに切り替える役割を与えています。同様に、Windowsの「無変換」キーとMacの「英数」キーに、IMEオフ、親指シフトモード解除させる役割を与えています。さらに、「変換」キーと「かな」キーを「右親指シフト」キーとし、「スペース」キーを「左親指シフト」キーに割り当てました。
IMEにATOK、MS IME、Google日本語を使用しているため、それらに対して設定を施していきます。
最後にWindows向けキーボードをMacに対応させる設定を入れます。HHKB Pro HYBRID Type-Sは、ショートカットでWindowsモードとMacモードを切り替えることができるのですが、FILCO Majestouch MINILA-R Convertibleは、DIPスイッチのみによる切り替えになりますので、Macに接続するたびにDIPスイッチを切り替えるのはダルいので、Windowsの「変換」キーと「無変換」を、Macの「かな」キーと「英数」キーに各々変換するモードを追加しました。
しばらく運用してみて、改善点があったら少しずつ試していこうと思います。
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